エクステリアや造園に特化したO7を使うと、キレイな3D CADを簡単に描くことができます。
作成した3Dイメージを画像にレンダリングして平面図に貼り付けることで、とてもオシャレでわかりやすい図面を作成することもできます。
ここでは、3Dカメラの基本的な操作方法や角度の変更、拡大、縮小や、作成した3Dカメラのイメージを平面図に追加する方法について解説しています。
3Dカメラの基本操作|カメラの追加
「カメラ」レイヤーを使うと、平面図に立体的な3D画像を追加することができます。
「カメラ」レイヤーを選択すると、平面図にカメラが表示されます。(※デフォルトでカメラ1が追加されています)
他の視点も追加したい場合は、下側のメニューの「パースカメラ」を選択し、平面図にドラッグ&ドロップします。
すると、カメラ2、カメラ3、、、というようにカメラを複数追加することができます。
カメラの移動
カメラを移動するときは、平面図上のカメラの丸をクリックします。選択状態でドラッグ&ドロップすると位置を変更することができます。
↓ 移動後
カメラの角度を調整する
カメラの角度を調整するには、カメラの矢印をドラッグ&ドロップします。
カメラの矢印の長さは何か?
カメラの矢印はドラッグで伸ばしたり、短くしたりすることができます。
これはズームとは関係なく、カメラがどの方向を指しているかをわかりやすくするものです。
このため、矢印が長くても短くても映し出される映像は同じです。
カメラからの映像を確認する
設置したカメラから見た映像を確認するには、リアルタイムパースで対象のカメラをクリックします。
左側のメニューに設置したカメラ名が表示されます。対象のカメラをクリックすると、カメラ名の前に「◆」がつきます。
これが、現在選択中のカメラになります。
リアルタイムパース上でカメラの位置を移動する
対象のカメラを選択した状態で、リアルタイムパース上に映像を投影しているときに、リアルタイムパースの画像をズームイン・アウト、回転すると、それに合わせて平面図のカメラの位置も自動的に変更されます。
例えば、リアルタイムパースで以下のようにカーポートがフォーカスされているとき、
平面図上のカメラもカーポートを指しています。
この状態で、リアルタイムパースの手のマークを選択して3D画像を動かします。
カーポートの反対側にフォーカスを変更しました。
この状態で平面図をクリックすると、リアルタイムパースに投影されている映像に合わせて対象のカメラの向きや位置が変わります。
3D画像を平面図に追加する
リアルタイムパースに映し出された3D画像を平面図に追加することもできます。
平面図に追加したい画像が写った状態で、右側メニューのカメラ詳細設定を「平面図_標準」にし、「レンダリング」をクリックします。
レンダリング出力設定で「eE-Painter」が選択された状態になっているので次へをクリックします。
追加したいサイズを選択して「レンダリング開始」をクリックします。
すると、平面図の右側のメニューにレンダリングの進捗状況が表示されます。
完了すると以下のようになります。
追加した画像をドラッグ&ドロップすると平面図に追加することができます。
追加した画像を移動・ズーム・縮小する
画像を追加するときは「カメラ」レイヤーを使いますが、平面図に追加された画像は「画像」レイヤーに移ります。
このため、追加した画像を移動や縮尺変更したい場合は、「画像」レイヤーを選択する必要があります。
するとドラッグ&ドロップで画像を移動することができます。